「産学連携ビジネスコンペティション2025」参加規約（第1版）
この規約（以下、「本規約」という）は、株式会社志結舎（以下、「志結舎」という）がコーディネート及び運営・提供する「産学連携ビジネスコンぺティション2025」（以下、「本活動」という）について、これに参加する者（以下、個人及び法人を問わず「参加者」という）と志結舎との間で、本活動の趣旨を確認するとともに、本活動実施にともない発生する権利関係について定めることを目的としています。
本活動の趣旨を十分理解のうえ、本活動の各条項について同意することが、本活動への参加の要件となりますので、ページ下部の同意フォームへ必要事項を入力し、送信ボタンを押してください。
１．（本活動の趣旨）
本活動は、大学の研究活動内において、研究者や企業の人材が学生と共に交流・協働して新たな課題解決に挑戦することにより、参加者相互が様々な学びや体験を得ることを目的としています。
本活動に参加することそれ自体が新たな価値の創生であり、参加者は本活動を通じて社会課題や学術的知見に触れ、相互に貢献・成長し合うことができます。
２．（既存の知的財産権について）
（１）本活動に関連して、志結舎、参加者又は参加者以外の第三者（個人及び法人を問わない）から提供するドキュメント、ツール、機器やプログラム、図、ノウハウ、その他の既存の知的財産権は、それらを提供した志結舎、参加者、又は当該第三者にその権利が帰属します（志結舎が第三者からライセンスを受けている場合も含む）。
（２）参加者は、本活動の実施期間中に限り、本活動の目的のためにのみ本項（１）の既存の知的財産権を使用できるものとします。本活動終了後やその他の目的で使用したい場合は、事前に「志結舎」を通じ、権利を保持する者に確認を得るものとします。
３．（成果物の取扱いと禁止事項）
（１）本活動では、一連の活動過程における交流・協働に重きをおいています。そのため、本活動過程及び本活動終了時において発生したあらゆる成果は、参加者個々人の成果ではなく、志結舎が運営・提供する本活動の場において、参加者がチームの一員として、大学や研究者、企業の人材等による支援を受けた結果、発生した成果であると考えます。
（２）そのため、本活動での交流過程ないし活動過程で、参加者が新規に作成した文書、スケッチ、図、３Ｄデータ、ＣＧデータ、写真、音声、動画、ソフトウェア、ハードウェアのプロトタイプその他一切のもの（著作権、発明、アイデア、ノウハウ、コンセプト等を含むがこれらに限定されないものとし、以下、「成果物」という）に係る知的財産権等の一切の権利については、参加者個々人には帰属せず、本活動を運営・提供する志結舎に帰属し、志結舎がこれを管理します。もっとも、これは志結舎が、参加者相互の積極的な交流・協働により発生した成果物を独占する趣旨ではなく、志結舎は、当該成果物の権利帰属に関する協議に参加する等、仲裁的な関与をすることで、成果物に係る紛争を防止し、円滑な権利化を促します。
（３）本活動は、参加者相互が様々な学びや体験を得ることにより、相互に貢献・成長することを目的としていますから、志結舎は、本活動に参加する参加者に対し、成果物について、無償で、自由にそれらを「利用」し（使用や複製、保存、改変、派生物の作成、上映、公衆送信等を含む、以下同じ。）、または第三者に利用させ、発展させることができることとします。
４．（秘密の保持）
（１）本規約において「秘密情報」とは、文書および音声、電子メール、映像、電子記憶媒体、その他形式を問わず、参加者が本活動内で他の参加者に開示する全ての情報で、開示の際に次のいずれかの方法で秘密である旨の明示されたものをいいます。
① 秘密である旨の表示をした書面で開示するもの。
② 秘密である旨を明示して口頭またはデモンストレーション等により開示する方法であって、開示後10日以内に開示した情報を書面にて参加者に提示するもの。
（２）参加者は、本活動に参加する他の参加者から開示された、参加者及び当該参加者が属する企業・研究機関の秘密情報を秘密として保持し、当該開示者の書面による事前の承諾なくして、これを第三者に開示し、漏洩してはなりません。但し、次のいずれかに該当するものについては、この限りではありません。
① 本規約に基づく開示の際、既に公知の事実となっているもの。
② 本規約に基づく開示後、参加者の責に帰しえない事由により、公知となったもの。
③ 本規約に基づく開示の際、参加者が既に所有し、且つ開示者から直接若しくは間接に知り得たものではないことを証明し得るもの。
④ 本規約に基づく開示の後、参加者が守秘義務を負う事なく正当な権限を有する第三者から適法に開示されたもの。
⑤ 本規約に基づく開示の後、開示者の秘密情報を使用する事なく独自に開発したもの。
⑥ 法令または政府機関等の要請に基づき開示されるもの。但し、この場合、参加者は開示に先立って、開示者に対し相当な通知を行わなければなりません。
（３）参加者は、秘密情報を、開示者の書面による事前の承諾なくして、本コミュニティの目的以外に利用してはなりません。
（４）参加者は、秘密情報が不要となった場合、若しくは開示者から返還請求を受けた場合は、速やかに開示者の指示に従い、当該秘密情報に関する全ての書面、媒体、それらの加工品（複写物・複製物を含む）を開示者に返還しなければなりません。ただし、返還が不可能または困難な場合には、開示者の指示に従い、消去または破棄し、当該証明書を開示者に交付するものとします。
５．（論文等の公表）
（１）参加者は、本活動の成果物について、発表又は公開若しくは公表（以下、「学術発表」という）を行うことができます。ただし、学術発表は、以下の各号に定めるところに従い行われるものとします。
① 参加者は、秘密情報についての秘密保持の義務を遵守した上で、学術発表を行うものとします。
② 参加者は、志結舎に対して、学術発表の予定日前の20日前までに書面にてその内容を付して通知するものとします。志結舎は、予定されている当該学術発表の内容に秘密情報が含まれていると判断したときは、その該当する部分について、発表者と合意の上、合理的な内容修正を求めることができるものとします。
③ 参加者は、学術発表を行う際、成果物が、本活動で得られたものである旨を表示するものとします。その表示の方法及び内容については、参加者は志結舎の指定に応じるものとします。
④ 参加者は、本活動終了後も、成果物を発表する場合は本項を遵守するものとします。
６．（個人情報等の取扱い）
志結舎は｢個人情報の保護と活用｣の重要性を認識し、業務上取扱う参加者の個人情報について関係法令を遵守します。その上で、本方針に従い、適切な運用および管理に努めます。
（１）個人情報の取得と利用について
志結舎は、適正かつ適切な方法で参加者の個人情報を取得し、不正な収集は行ないません。
志結舎は､ 個人情報を収集する際に利用目的を通知または明示し､ その範囲内で利用します｡
（２）個人情報の第三者提供について
志結舎は、次の場合を除き、参加者の個人情報を第三者に提供することはしません。
① 本人の同意を得ている場合。
② 志結舎及び業務委託先に必要な情報を提供する場合。
③ 法令に基づく場合。
④ 参加者の生命、身体または財産の保護のために必要な場合。
⑤ 公衆衛生の向上または児童の健全な育成の推進のために特に必要な場合。
⑥ 国の機関、地方公共団体またはその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する場合。
（３）個人情報の管理について
志結舎は、個人情報の正確性を保ち、破壊・漏洩・改ざんの防止などの安全管理に万全を尽くします。
（４）個人情報の開示・訂正・利用停止・消去について
志結舎は、参加者から自己の個人情報について、開示・訂正・削除・利用停止・消去等を求められた場合、参加者が個人情報のご本人であることを確認したうえで、個人情報保護法に従い適切に対応します。
（５）実施風景にかかる肖像権放棄について
志結舎は、本コミュニティ及び志結舎が運営・提供する交流会・勉強会・会議その他の空間における活動の実施風景について、写真やビデオ等撮影し、当該映像等や成果物について、本活動の促進のため、善良な判断を持って広報や商業目的のために利用し、参加者の事前の承諾を得ることなく、これを公表することができるものとします。参加者は、志結舎に対し、右目的における撮影および利用・公表に同意し、肖像権その他の権利を放棄します。
（６）個人情報保護方針の変更について
本項の個人情報保護方針（プライバシーポリシー）の内容は、必要に応じて予告なく変更することがあります。
7．（有効期間）
本規約の有効期間は、本活動の期間である2025年4月1日より、2025年12月31日までとします。但し、本規約３．成果物の権利の取り扱い、同４．の秘密情報の取り扱い、同５．学術発表等に関する取り扱い、については、本規約終了後も、それぞれ指定された期間や権利有効期間が終了するまで、その効果が存続するものとします。
「産学連携ビジネスコンペティション2025」（第1版）参加規約同意フォーム
[志結舎]
株式会社志結舎
代表取締役社長 関口 隆 殿
[参加者]
私は、「産学連携ビジネスコンペティション2025」への参加に伴い、以上の内容について理解し、同意します。